PRESS RELEASE
2017年4月17日
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
「ニフティクラウド」、サーバー環境をフラッシュゾーンとしてリニューアル
~オールフラッシュストレージを採用し、
最大28vCPU・256GBメモリの高性能サーバーを利用可能に~
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:愛川 義政)は、本日4月17日(月)、パブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」にて、サーバー環境(以下、ゾーン)「east-11」の基盤にオールフラッシュストレージ(注1)を採用し、フラッシュゾーンとしてリニューアルします。「east-11」で作成されたサーバーのローカルディスクはすべてフラッシュディスク(注2)となり、従来と比較して性能が大幅に向上します。あわせて、コストパフォーマンスと汎用性を重視したサーバープラン「Type-e」への対応と、「専有コンポーネント」などの各種機能の提供を開始します。本リニューアルに伴う価格変更はありません。
また、「ニフティクラウド」のサーバーラインアップに高速演算処理向けの「slarge256(28vCPU、256GB)」など新たに18タイプを追加し、本日から全61タイプのサーバーを提供します。
企業システムのクラウドへの移行が本格化し、クラウド上で増え続けるデジタルデータをいかに迅速にビジネスに活用するかが企業の重要課題となっています。クラウド基盤に対してもこれまで以上に高い柔軟性や処理速度が求められており、より高速なデータアクセスを可能にするフラッシュディスクを全面的に採用したオールフラッシュストレージへのニーズが高まっています。
「ニフティクラウド」では、「常に最新のインフラ基盤を利用可能」というクラウドならではの特長を生かしたサービスをお客様に提供するため、定期的な機能強化を実施しています。今回のリニューアルによって、「east-11」をご利用のお客様は移行作業などのご負担なく最新基盤を利用できます。今後、「east-11」以外のゾーンについても順次フラッシュゾーンへのリニューアルを進めていきます。
「east-11」のリニューアルおよびサーバーラインアップ追加の概要は、以下のとおりです。
■「east-11」のリニューアルについて
- 対象ゾーン : east-11
- リニューアル日 : 2017年4月17日(月)
- 利用料金 : 変更なし
- リニューアルの内容
・基盤にオールフラッシュストレージを採用。利用方法は以下。
1) 「east-11」をご利用中のお客様
順次リニューアル基盤に移行されるため、お客様側での作業は不要。
2) 「east-11」をご利用でないお客様
コントロールパネルにて「east-11」を選択。
・コストパフォーマンスと汎用性を重視したサーバープラン「Type-e」に対応。
・以下の機能を追加。
- 標準ディスク、フラッシュドライブ
- ファイアウォール
- 専有コンポーネント
- プライベートLAN
- ルーター
- VPNゲートウェイ
※追加機能の詳細は以下をご参照ください。
http://cloud.nifty.com/service/zone_table.htm
○参考:east-11(フラッシュゾーン)とeast-14(非フラッシュゾーン)の性能比較

■サーバーラインアップの追加について
高いパフォーマンスを求めるシステム向けのサーバープラン「Type-h」に12タイプ、コストパフォーマンスと汎用性を重視したサーバープラン「Type-e」に6タイプを追加します。
<「ニフティクラウド」サーバーラインアップ>

※利用料金などの詳細は以下のページにてご確認ください。
http://cloud.nifty.com/price/
※ゾーンによって利用可能なサーバータイプが異なります。詳細は以下のページにてご確認ください。
http://cloud.nifty.com/service/zone_table.htm
注1)オールフラッシュストレージ
複数のフラッシュディスクを連結した大規模な記憶装置。
注2)フラッシュディスク
半導体メモリーの一種であるフラッシュメモリーを用いた記憶装置。半導体素子に電気的にデータの記録、読み出しを行うため、ハードディスク(HDD)と比較して極めて高速に読み書きが可能。
以上
●「ニフティクラウド」に関するお問い合わせ窓口
Tel:0120-22-1200 (通話料無料、平日9:00~17:45)
http://cloud.nifty.com/
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。