PRESS RELEASE
2018年11月5日富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
富士通クラウドテクノロジーズ、コマニーによるデスクワーカーの創造性を促進するブースのプロトタイプ開発をデータ分析で支援
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:愛川 義政)は、コマニー株式会社(本社:石川県小松市、社長:塚本 幹雄、以下コマニー)による、デスクワーカーの創造性を高めるブースのプロトタイプ「PiCCOT(仮称:ピコット)」の開発を、当社のデータ分析ソリューションで支援しました。 本プロトタイプは、11月20日(火)~22日(木)に開催される「コマニーフェア2018」にてご覧いただけます。
<「PiCCOT(仮称)イメージCG」>
「PiCCOT(仮称)」は、デスクワーカーの気分をIoTセンサーやアプリにより取得し、その状況に応じたコンテンツ画像をパーティション前面に映し出すことで視覚に変化を与え、創造性を促進するコンセプトモデルのプロトタイプです。
コマニーは、「パーティション(間仕切)」で快適空間・機能空間を創造するため、さまざまなパーティションを展開しています。「働き方改革」や内閣府が提唱する「Society5.0」(注1)など、デスクワーカーの生産性向上やクリエイティブな働き方が求められる中、空間から社会課題を解決していく試みとして、デジタル技術を活用した世の中に無い新たな付加価値提供を目指し、本プロトタイプを開発しました。
当社は、データサイエンスを活用して事業課題の解決や新規領域創出に取り組む企業をビジネスとテクノロジーの両面から支援するソリューション「IoTデザインセンター by ニフクラ」を2015年から提供しています。「PiCCOT(仮称)」の開発には企画段階から参画し、IoTセンサーを用いたデータの取得や分析の提案および実施、データ分析に必要となるクラウド環境を提供しており(注2)、現在、コマニーと共に、コンテンツ画像と気分・バイタルや体動の関連性を取得する実証実験を行っています。
当社は引き続き、コマニーが持つ空間デザインの知見にIoTをはじめとするデジタル技術を融合することにより、同社が社会の進歩発展に貢献できる事業活動を推進することを支援してまいります。
「コマニーフェア2018」 の開催について
注釈
注1 Society 5.0 : 内閣府が提唱する、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会。
注2 当社のVMware基盤のパブリッククラウドサービス「ニフクラ」を提供。
関連リンク
・「IoTデザインセンター by ニフクラ」
・「ニフクラ」
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