「ニフクラ」、未提供リソースを活用した新型コロナウイルスタンパク質構造解析プロジェクトに参加

2020年4月3日

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。

　富士通クラウドテクノロジーズ株式会社はクラウドサービス提供事業者として、新型コロナウイルス感染症対策の実現に向け世界規模で活動している「新型コロナウイルス(COVID-19)タンパク質構造解析プロジェクト（Folding@home）」に参加しました。

　※Folding@homeについて
　タンパク質の分子動力学シミュレーションを実行するための分散コンピューティングプロジェクト
　https://foldingathome.org/

　パブリック型クラウドサービスでは、お客様が必要なときにリソースを活用できるよう需要予測に基づきインフラを先行して確保しています。本件はニフクラのインフラ運用技術を活用することで、未提供リソースをFolding@homeによる計算資源として提供しプロジェクト活動に貢献しつつ、お客様の需要が発生した場合にはサービス提供用に転換する運用が実現可能という目処が立ったことから、本プロジェクトへの参加を決定いたしました。
　
　当社は、罹患されている皆様の早期回復と1日も早い感染の終息を心より祈念申し上げます。

　※Folding@homeでの利用では通常時と大きく異なるCPUリソース使用傾向であるため、ニフクラ上のリソースを利用した参加をご希望になるお客様については当社へご相談いただけると幸いです。